「オールシーズンタイヤ」で本当に雪道大丈夫…? グッドイヤーの最新作で雪山に行ってみた
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 59
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 59
焼額山(やけびたいやま)のスキー場周辺に残る雪道を走行する。
雪が溶けかかってシャーベット状になった最も滑りやすい状態の道路だったが、トレッドパターンがきちんと雪をかき分けてタイヤが路面(アスファルト)に接地しているのだろう、ステアリングを通じて接地感がちゃんと得られ、安心して走行することができた。低温でも硬化しにくいコンパウンドのおかげか、極端に乗り心地が悪化することもなかった。
安全が確保できる区間で、あえてぎゅっと強めにブレーキングしてみると、ABSとタイヤの共同作業によって確実に減速してくれた。もちろん、ドライのようにすぐには止まれないので、雪上走行に適したマージン(車間距離)を保つ必要があるが、それさえ意識していれば、下りで安心して走行することができる。
オールシーズンタイヤというとドライ性能と雪道、凍結路面での性能のバランスばかりを気にしがちだが、季節を問わずしばしば出くわすウェット路面での性能が心もとないのでは、タイヤとして話にならないが、VECTOR 4SEASONS GEN-3はその点も抜かりなし。
過酷な積雪や凍結路面ではスタッドレスタイヤほどの走行性能を期待できないが、出かけた際には降ってなかったのに帰宅時には積もりかけているといった天候の急変などには強い。
加えて、時代の要求に応えるかたちでロングライフ性能(寿命)や燃費性能も進化したという。サイズは15インチから20インチまで全35サイズと豊富。ちょうどスタッドレスタイヤをサマータイヤに戻すタイミングがやってきた。VECTOR 4SEASONS GEN-3をはじめとするオールシーズンタイヤを選べば、次にタイヤ交換するのは数年後だ!
【動画】サマータイヤへ戻すタイミングで見てほしい。オールシーズンタイヤのメリット
(次ページに続く)
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